9月2日に発売された、女優・安達祐実(31歳)の写真集『私生活』(集英社刊)。芸能生活30周年を迎えた安達が自ら企画・制作に携わり、近しいスタッフともにおよそ2年半の歳月をかけて撮影された、まさに彼女が「生きてきた証(あかし)」ともいえる一冊だ。
タイトルの通り、カメラは自宅から仕事現場、そしてプライベートの旅先まで密着し、安達の“私生活”を丸裸にしている。
発売前から大きな話題を呼んだこの写真集、そこに込められた思いとは?
***
――この『私生活』は安達さん本人が企画したとのことですが、どういうきっかけで?
安達 20代半ば頃に、自分が“いい時期”にさしかかったって実感があったんです。その時、仲のいいメイクさんと話をしていて、「写真で残すのもいいよね」って。
――いい時期というのは精神的に? ビジュアル的に?
安達 ビジュアル的かはわからないけど(笑)、精神的なものかな? 自分でいろんなことを歩み出した時期だったんで勢いもあったし。それこそ無謀なことをしてもいいかなとも思って(笑)。
――撮影スタッフは?
安達 基本は私とカメラマンさんとメイクさんの3人。みんなでスケジュールを合わせて、次はここへ行こうって話をしながら撮っていきました。ただセルフメイクやすっぴんも多かったんで、カメラマンさんとふたりきりも多かったです。
――それにしても衝撃的な写真が多いです。肌の露出だけでなく表情も、まさに自分をさらけ出しているという印象でした。最後の5日間に渡るロケでは、緊張で倒れてしまったと聞きました。
安達 はい。精神的に追い込んだ写真、自分のダークサイドも撮ってみようと思って、かなり自分を追い込みましたね。
――なぜ、そこまでしたんですか?
安達 やっぱり人間って幸せな部分だけじゃないと思うし……。幸せな部分って撮りやすいと思うんだけど、そうじゃないところって、よほどの信頼関係がないと残せないですよね。そういうのをやってみたかったんです。あとは私のイメージって固定されていて、それはすごくありがたいんですけど、やっぱり自分では“ずれ”があって、一回リセットしてみたいという思いもありました。
――人間・安達祐実には、もっと人間臭い部分があると。
安達 そうですね。人生のほとんどを芸能人として過ごしてきたんですけど、ちゃんと自分はひとりの人間であるっていうのも知ってもらいたかったんです。
――撮影に費やした2年半は、安達さんにとってどんな時間でしたか?
安達 すごくいい時間でした。ちゃんと“生きてる”感じがして。
――ちゃんと生きてる?
安達 自分と向き合うということかな。それこそ、生きることとか死ぬこととかをすごく考えたし。すごく充実した2年半でした。だから今は、寂しい気持もあります。最低でも一週間に一回は撮影してたから、その時間がなくなるのは(笑)。
――今回の写真集は、安達さんにとってどんな一冊ですか?
安達 一生に一冊だろうなと思います。もう作れないし……。どうしようもないくらい大事な一冊。特別な想いを持って作った写真集なんで、多くの人に楽しんでもらって、私のいろんな顔を見てほしいですね。
(撮影/桑島智輝)
■安達祐実(ADACHI YUMI)
1981年生まれ。2歳の頃から芸能生活をスタート。1994年、ドラマ『家なき子』での演技で一躍脚光を浴び、以後、女優としての道を本格的に歩み始める。同作の『同情するなら金をくれ!』のフレーズはその年の新語・流行語大賞にも選ばれ、社会現象となった。今年、芸能生活30周年を迎える。
発売記念握手イベント開催
9月14日(土)
東京・文教堂書店渋谷店、15時開始予定
詳細は書店ホームページでチェック!
http://www.bunkyodo.co.jp/c/event/adachi/adachi.htm
*握手券は限定販売です。完売の場合がございますのでご了承ください
安達祐実写真展「私生活」開催
(写真=桑島智輝)
場所:tokyoarts gallery
東京都渋谷区東2-23-8
℡03-6427-6665
会期:2013年9月14日(土)~23日(月)
11:00~20:00(17日は休廊)
写真集の未公開カットも多数展示します。
本人出演のイベントも開催予定。
詳しい情報は下記の東京アーツギャラリーの
公式ホームページをご参照ください。
http://www.tokyoartsgallery.com/
デジタル写真集も9月9日より配信開始
完全未公開カットで構成されるもうひとつの写真集『続・私生活』も各電子書店で発売中。詳しくは「週プレNEWS」上の関連ページをご確認ください。
http://wpb.shueisha. co.jp/annex/information/adachi/ 【関連記事】
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タイトルの通り、カメラは自宅から仕事現場、そしてプライベートの旅先まで密着し、安達の“私生活”を丸裸にしている。
発売前から大きな話題を呼んだこの写真集、そこに込められた思いとは?
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――この『私生活』は安達さん本人が企画したとのことですが、どういうきっかけで?
安達 20代半ば頃に、自分が“いい時期”にさしかかったって実感があったんです。その時、仲のいいメイクさんと話をしていて、「写真で残すのもいいよね」って。
――いい時期というのは精神的に? ビジュアル的に?
安達 ビジュアル的かはわからないけど(笑)、精神的なものかな? 自分でいろんなことを歩み出した時期だったんで勢いもあったし。それこそ無謀なことをしてもいいかなとも思って(笑)。
――撮影スタッフは?
安達 基本は私とカメラマンさんとメイクさんの3人。みんなでスケジュールを合わせて、次はここへ行こうって話をしながら撮っていきました。ただセルフメイクやすっぴんも多かったんで、カメラマンさんとふたりきりも多かったです。
――それにしても衝撃的な写真が多いです。肌の露出だけでなく表情も、まさに自分をさらけ出しているという印象でした。最後の5日間に渡るロケでは、緊張で倒れてしまったと聞きました。
安達 はい。精神的に追い込んだ写真、自分のダークサイドも撮ってみようと思って、かなり自分を追い込みましたね。
――なぜ、そこまでしたんですか?
安達 やっぱり人間って幸せな部分だけじゃないと思うし……。幸せな部分って撮りやすいと思うんだけど、そうじゃないところって、よほどの信頼関係がないと残せないですよね。そういうのをやってみたかったんです。あとは私のイメージって固定されていて、それはすごくありがたいんですけど、やっぱり自分では“ずれ”があって、一回リセットしてみたいという思いもありました。
――人間・安達祐実には、もっと人間臭い部分があると。
安達 そうですね。人生のほとんどを芸能人として過ごしてきたんですけど、ちゃんと自分はひとりの人間であるっていうのも知ってもらいたかったんです。
――撮影に費やした2年半は、安達さんにとってどんな時間でしたか?
安達 すごくいい時間でした。ちゃんと“生きてる”感じがして。
――ちゃんと生きてる?
安達 自分と向き合うということかな。それこそ、生きることとか死ぬこととかをすごく考えたし。すごく充実した2年半でした。だから今は、寂しい気持もあります。最低でも一週間に一回は撮影してたから、その時間がなくなるのは(笑)。
――今回の写真集は、安達さんにとってどんな一冊ですか?
安達 一生に一冊だろうなと思います。もう作れないし……。どうしようもないくらい大事な一冊。特別な想いを持って作った写真集なんで、多くの人に楽しんでもらって、私のいろんな顔を見てほしいですね。
(撮影/桑島智輝)
■安達祐実(ADACHI YUMI)
1981年生まれ。2歳の頃から芸能生活をスタート。1994年、ドラマ『家なき子』での演技で一躍脚光を浴び、以後、女優としての道を本格的に歩み始める。同作の『同情するなら金をくれ!』のフレーズはその年の新語・流行語大賞にも選ばれ、社会現象となった。今年、芸能生活30周年を迎える。
発売記念握手イベント開催
9月14日(土)
東京・文教堂書店渋谷店、15時開始予定
詳細は書店ホームページでチェック!
http://www.bunkyodo.co.jp/c/event/adachi/adachi.htm
*握手券は限定販売です。完売の場合がございますのでご了承ください
安達祐実写真展「私生活」開催
(写真=桑島智輝)
場所:tokyoarts gallery
東京都渋谷区東2-23-8
℡03-6427-6665
会期:2013年9月14日(土)~23日(月)
11:00~20:00(17日は休廊)
写真集の未公開カットも多数展示します。
本人出演のイベントも開催予定。
詳しい情報は下記の東京アーツギャラリーの
公式ホームページをご参照ください。
http://www.tokyoartsgallery.com/
デジタル写真集も9月9日より配信開始
完全未公開カットで構成されるもうひとつの写真集『続・私生活』も各電子書店で発売中。詳しくは「週プレNEWS」上の関連ページをご確認ください。
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