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TENGAの原点は江戸時代にあり。世界初のオナホ・吾妻形とは?

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2005年に発売され、今年1月には全世界での累計出荷数が2500万個を突破した大定番オナホ・TENGA。このTENGAの原点となる世界初のオナホが存在したという。しかも、それは江戸時代の日本で誕生したとか!?

それでは、オナホ開発者であり、オナホの歴史に精通する器具田こする教授に、日本人が開発して世界初のオナホの解説をお願いします。

器具田教授 現代でも活用されている、果物やこんにゃく、そしてわらびもちなどはかなり昔からオナニーに使用されていました。しかし、射精目的のグッズとして開発されたもので最古となるのは、江戸時代初期に誕生した吾妻形(あずまがた)です。現代のオナホのカップになる部分は刀の鞘を作る技術を流用し、内部には外国の素材であるベルベットが張られていました。

--これは現代のTENGAのようなスタイルで使用するものだったんですか?

器具田教授 手で本体をホールドして挿入。そして上下にスライドします。現代の製品と使い方は同じですね。しかし、気持ちいいものかというとそれはちょっと……。

--どんな使用感なんでしょうか?

器具田教授 ベルベット自体が、とろろや納豆など、現代のローションの代用となる滑りのあるものを塗っても快感を得られる素材ではありません。現在でもショップで流通している格安のスポンジオナホのような挿入感だったと思いますね。

吾妻形は刀の技術や、ベルベットという舶来素材を使用しているので、上流階級のみが使用できた逸品です。あくまでセレブたちのジョークグッズだったんですね。当時の庶民は現代でも使われているコンニャクやわらびもちなどを使っていたと思われます。

--この時代には、男性がセックス中に使用する補助器具も開発されたとか?

器具田教授 姫泣(ひめなき)ですね。これはセックス中にペニスに装着して、女性への快感を増幅させる補助器具です。オナホ以外にも現代でいう"大人のおもちゃ"的なグッズが登場し始めたのがこの時代の特徴ですね。

--では、江戸時代の日本で誕生したオナホは今後どのように進化していくんでしょうか?

器具田教授 実は吾妻形の誕生からから長らく新しいオナホは登場しませんでした。1980年代初頭に内部にスポンジを張った製品が発売されヒットし。90年代に柔らかいゴム素材が安価で流通して、TENGAのような革新的な商品が登場するようになったのです。そして最近は〝オナホの自作〟もネットを中心にブームになっています。今後は、この自作ブームから新たに進化した革新的な商品が生まれてくるかもしれません。








器具田こする教授(きぐだこする)












世界中のオナホをテイスティングしつつ、自らもオナホブランド「hyau(ひゃう)」で、宇宙一やわらかいオナホ『空笑幻視―スモーキングファントム―」』を開発する自称"マッドサイエンティスト"。公式HPは『器具田研究所






(取材・文・直井裕太/画像提供・器具田こする教授)【関連記事】
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