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きらきらひかる、地上の星よ…。
思わずそう歌い出したくなるご覧の風景は、鹿児島県南種子町に位置する「世界一美しいロケット発射場」と呼ばれている種子島宇宙センターの芝生広場の夜景。
現在、宇宙センターでは「星空イルミネーション」という展示が行われており、夜になるとたくさんの地上の星が光り、幻想的な宇宙が現れるのです。
この地上の星のように見えるのは、太陽光電によって点灯された約400個にのぼるオブジェ。「宇宙芸術教室」というワークショップで南種子町内の子どもたちが作ったもので、ひとつひとつに「自分の住む星」をテーマにした絵が描かれています。
宇宙センターで芸術作品を展示する初めての試みでもある「星空イルミネーション」は、「種子島宇宙芸術祭」のプレイベントとして9月16日まで開催中。美しい空と海を臨む宇宙センターで過ごす、幻想的な夏の夜。これから遅めの夏休みをとる予定の人はぜひ。
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[COLOCAL, beyond [space + art + design]]
(ハヤシミキ)
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