こんにちは!男女コミュニケーションアドバイザーの植田愛美です。前回のコラムでは「幼馴染」や「昔からの男友だち」が運命の相手候補になりやすい。というお話をしました。その時のキーワードは「共通点」「共感」「気楽さ」でした。
さて、後編となる今回のコラムは「幼馴染や男友だちとの恋愛発展なんて有りえない!」という女性が最終的に昔のオトコと恋愛、結婚したケースをお伝えしていきたいと思います。
■「友人」というポジションがもたらすメリットとは
恋人候補か友人候補かは、出会った瞬間にだいたいわかりますよね。これが飲み会であれば、2時間あれば十分です。見た目が好みか、内面がいいか。このいずれかで恋人候補か友人候補か決まるわけですが、幼馴染や男友だちに色眼鏡は付けていません。
つまり、友人としてのポジションを確立しているので、恋愛評価基準を持たずに相手の良い部分も悪い部分も冷静に見ることができるのです。これは大きなメリットです。恋愛関係がないからこそ、本当の自分を見せることができますし(自己開示)、相手も同じように自分を見せ、受け入れてくれるのです。
■「恋愛評価基準」とは
前回のコラムで女性は恋愛や結婚に対し、勝手にシミュレーションをしてしまうと言いました。例えば「この男と付き合ったら、浮気されるな」「彼の仕事からして、大した収入は見込めないから、結婚後も働かないといけないな」「この女性は気がきかないから、付き合っても空気を読めないだろう」などなど。恋からスタートしていない出会いの場では女性に限らず、男女ともにこうした恋愛シミュレーションをし、独断と偏見、個々の価値観で「恋愛評価」を付けているのです。ところが、友人ポジションにいる相手にはこの評価は付けない。まだ恋愛対象ではないからですが、実はこれこそが、結果を大きく左右していたのです。
■「幼馴染との恋愛なんて有りえない!!」そう思う人ほどはまりやすい
「そうは言っても友人や幼馴染なんて……有りえない!」そう考える人は多いと思いますが、私の相談者さんや婚活パーティーで出会った女性から「結婚が決まりました」とご報告を受ける場合、「実は長年の友人だった人なんです!」というパターンが増加してきていることを感じます。ここで、幼馴染と再会して結婚に至ったある女性の報告メールをご紹介します。
「10年ぶりに幼馴染の彼と同窓会で再会したら、意気投合。仕事の愚痴も聞いてくれたり、時には叱ってくれたり、仕事のことは彼氏に色々、言われたくない私も、彼が友人だからこそ、素直に受け入れられました。同じ年なので話も合いましたし、共通の知人が多いので、皆で飲み会も楽しく、飽きることがありませんでした。結果的に結婚することになった時は友人たちが喜んでくれて、私も嬉しかったです。結婚は恋から始まらなくてもいいものだと実感しました」(30代/K・Eさん)
「結婚は恋から始まらなくてもいい」とても重みのある言葉だと思います。恋をして、お付き合いをして、相手を知って、そうして時期がきたら結婚。そういう定型パターンに自分の恋愛観や結婚観を当てはめすぎないようにしてくださいね。
いかがでしたでしょうか? 「出会いがない」と嘆く女性も、少し周りを見渡して「共感」「共通点」「気楽さ」を持った男友だちや幼馴染がいたら、それこそ、気軽な気持ちで「暑気払い」を提案してみてもいいかもしれませんよ。それが運命の扉を開く鍵なのかもしれません。
※@nifty恋愛・結婚からの寄稿です。
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